ウェブ運用コンサルティングを手がけるメディアウェイブ(大阪市福島区)が現在、東日本大震災被災者への義援活動としてフェイスブック上で応援メッセージを受け付けている。
フェイスブックを使った営業支援も手掛ける同社。今回の震災で、ツイッターやフェイスブックなどSNSを使った情報発信や情報交換の事例が多く取り上げられていることから、「海外ではフェイスブックの方が盛り上がっており、本名での登録が原則のため生活者同士のリアルな空気感があり、生の声により近い応援メッセージが届けられる」(秋山光輔社長)と、フェイスブックページ(旧ファンページ)に特設ページを設けた。
ページでは、「あなたの応援メッセージが日本に勇気を与えます」と日本語、英語、中国語で表示し、応援メッセージの投稿を呼び掛ける。現在までに、さまざまな国から200~300件のメッセージが寄せられており、集まった応援メッセージは後日動画編集し、同社ホームページやユーチューブ、フェイスブックなどで公開する。同社では、応援メッセージ1件につき100円を日本赤十字社に募金するという。
阪神・淡路大震災を経験した秋山さんは「震災の経験者だからこそ、こういう時に助け合うこと、協力できることがあるのでは、と思う。被災経験者として、日本人として、共に乗り越えていきたい」と話す。