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阪神百貨店1階~9階がリニューアルオープン-ナチュラルテイスト強化

3階婦人服フロアにナチュラルテイストゾーンが誕生

3階婦人服フロアにナチュラルテイストゾーンが誕生

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 阪神百貨店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)は、ファッションフロアを中心に進めてきた改装を終え3月9日、リニューアルオープンした。

自主編集売り場「シェルシェ」

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 2009年8月、約12億円を投じリニューアルした同店。前回のリニューアル時に改装しなかった部分やリニューアル後1年半の経過を踏まえ、「30~40代女性から支持を集める『自分らしくいられる居心地の良いスタイル』に対応したファッション」、50代のミセスやアクティブシニアに向けた「関心事に合ったスタイリング」を提案するフロアへと改装した。

 3階婦人服フロアにはナチュラルテイストゾーンが誕生。化粧品や北欧雑貨など、これまでもナチュラルテイストの商品の人気が高かったことを受け、「ハウピア」「ロルカ オン ザ ノーツ」など天然素材や手作りが特徴のブランドを集積した。同フロアには、「やさしい」をテーマに、優しい色合いのコンサバエレガンス、甘めのトラッド、イベントコーナーの3つのゾーンで構成する自主編集売り場「シェルシェ」も設け、「ヤンガニー」「ブラーミン」など約10ブランドを集めた。

 6階ベビー・こども服フロアでは、生活雑貨「キャトル・セゾン」にベビー、キッズアイテムをそろえた「キャトル・セゾン プティ」が日本初出店。ほ乳瓶やバスポンチョなどのベビーグッズから女児のウエアまで、「キュートで感性豊かなパリの子ども部屋」をコンセプトに展開。同フロアでは、「カッコかわいいスタイル」の「ブルークロスガールズ」、ベーシックスタイルにトレンドを取り入れた「クラウンバンビ」など、これまで取り扱いの少なかった小学校中学年~高学年向けのブランドも強化した。

 7階リビング用品フロアには、和の暮らしを提案する「satoyama style」が登場。同店での売り上げが好調な伊賀焼「長谷園」の鍋や器と、石見銀山の工房「群言堂」の民芸品、ウエアなどを扱う。食器・キッチン担当の佐藤陽介さんは「高齢者には懐かしく若い人には斬新な、従来の体にも地球にも優しい商品をそろえ、手仕事の良さ、田舎暮らしは普通の暮らしだというのを発信していきたい」と話す。

 8階スポーツ用品フロアでは、「大人の健康」をテーマに売り場を展開。ソシアルダンス用品を扱う「ダンシングワールド プリマ」は人気のジャンルを加え従来の2倍の面積に拡大。フラコーナーが関西の百貨店に初登場するほか、バレエ、ジャズダンス、ヨガのウエアをそろえる「チャコット」がフルラインで登場した。高価なソシアルダンスのドレスはレンタルコーナーも設ける。シューズ売り場では、トレッキングシューズやウオーキングシューズを強化し、初心者向けの商品を充実させ、「これから始める」層に向けサポートも強化した。

 2階のアクセサリー売り場には、デンマークのアクセサリーブランド「パンドラ」が日本初上陸。ゴールドやシルバー、グラスなど600種類以上のチャーム(シルバー1個4,000円前後)を組み合わせ、それぞれのメッセージやストーリーをブレスレットに反映できる「モーメンツ」を主力商品とする。1階のハンカチ売り場には、横浜伝統の捺染(なっせん)の技法で染めた「濱文様」のテキスタイル雑貨が登場。グッドデザイン賞を受賞した、とじひもをほどくと一枚の手ぬぐいになる「手拭い本」(1,050円)は12種をそろえ、季節ごとに商品を入れ替える。

 今月30日には、地下1階「阪神食品館」もリニューアルオープンを予定する。

 営業時間は10時~20時。

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