阪神百貨店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)は1月27日より、バレンタインチョコレートの販売を始める。
新進気鋭のショコラティエ・ゲルレさんの塩キャラメルを使ったショコラ
今年の同百貨店バレンタインチョコレートのテーマは「発見・再発見」。日本初登場の目新しい商品や、古くから作られ続けている商品をセレクトしたコーナー作りで、約80ブランドをそろえる。
同店「一押し」は、「甘く、かわいく、おいしいお菓子」などの著書で知られる文筆家・甲斐みのりさんのアドバイスを基に、「かわいい」をテーマに国内各地のお菓子をセレクトしたコーナー。千葉の「ぴーなっつ最中」(8個入り=1,050円)や、北海道・千秋庵製菓の「小熊のプーチャン バター飴」(小=588円)、ヨーグルト風味のせんべい「北緯43度」(50枚入り=1,732円)など、パッケージもかわいい商品30種以上を集めた。「少しレトロな感じもあって、バレンタインの新しい切り口」(担当者)と自信をみせる。
海外の商品では、「まだ見ぬショコラを求めて」という切り口でフランス各地の地元の素材を使ったショコラを集めた。チョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」で昨年最高位のショコラティエに輝いた「ヴァンサン ゲルレ」からは、地元・ブルターニュ地方の塩キャラメルを使った大きなタブレットを切って食べる「タブレット ア パタジェ」(1枚=3,780円)、キャラメル風味豊かなボンボンショコラ「キャラメルショコラ」(6粒=2,310円)、バイヤーがリクエストし2人のパティシエが5カ月かけて作り上げたピレネーのチーズが入った「メゾン ベルジェ」の「フロマージュショコラ」(4粒=2,100円)、ショップを構えずオーダーのみに応えるコンフィ専門店「コンフィズリー サンシルヴェストル」オーナーの父が作るコンフィとショコラティエの娘が競演した「アンサンブル ドゥ セドラ」(ビター・ホワイト各3本入り=4,200円)など、日本初登場のブランドが並ぶ。
ほかにも、世界で初めてラクダのミルクを使ったチョコレートを開発した「アルナスマ」の「キャメルキャラバン」(1個入り=998円)や、「ベルアメール」が手がける「阪神タイガース ショコラ」(5個入り=1,575円)などの注目商品を集めている。
販売期間は、地下1階洋菓子売場=1月27日~、同階チョコレートパーク=2月4日~、8階バレンタインスタジアム=2月3日~。いずれも2月14日まで。各ブランドの販売期間・売り場はホームページで確認できる。