北浜の新春恒例ライブで「紙コラボ」-紙芝居師と切り絵師が共演

「通天閣」「かに道楽」「歌舞伎」の3つのリクエストを一つの切り絵で表現したクレレナさん

「通天閣」「かに道楽」「歌舞伎」の3つのリクエストを一つの切り絵で表現したクレレナさん

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 大阪・北浜の「アンソリットギャルリー&カフェバー フレイムハウス」(大阪市中央区淡路町1、TEL 06-6226-0107)で1月9日、マンガーソングライターの本町靱さんとチーム・ヤッコマンによる「恒例・新春シャンソンショー 折り紙戦士ヤッコマン!唄と紙芝居のライブ」が行われ、ゲストに切り絵師のクレレナさんが登場した。

本町さんの新作「こんなあたいでよかったら」のワンシーン

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 自作の漫画紙芝居に曲を付けウクレレで弾き語りをする「マンガーソングライター」の本町靱さん。折り紙のヤッコさんをヒーローにした「折り紙戦士ヤッコマン!!」シリーズを中心に、さまざまな紙芝居と歌を、関西を中心にライブで披露している。

 今回ゲスト出演したクレレナさんとの出会いは、本業は編集者だというクレレナさんが出会った人だけに手渡す新聞「原田新聞」がライブを行った同店に置いてあったのがきっかけ。「切り絵をイベントでしている女の子が新聞に載っていて、コラボしたら楽しそう」と本町さんがメールでコンタクトを取り、東京に出向いた際に会い今回共演が実現したという。

 ライブ前半は、年に1度集まる「チーム・ヤッコマン」が入れ替わり立ち替わり「ヤッコマンシリーズ」の曲を披露。後半はクレレナさんとの「紙コラボ」ライブが行われた。本町さんの紙芝居には「切り絵女」が登場し対決する紙芝居が披露され、クレレナさんの謎かけコーナーでは、「今年のフレイムハウスとかけて、四畳半で足の踏み場もない部屋と解く。その心は」「もう繁盛(半畳)しかない」など、なぞかけとその答えを切り絵で表現するなど、笑いと感嘆の声が絶えないステージとなった。ほかにも来場者からのリクエスト「通天閣」「かに道楽」「歌舞伎」に応え、切り絵をプレゼントする場面も。本町さんは恒例の干支ソングで寅年にちなんだ「たいがーいにしとくんなはれ」や新作紙芝居も披露した。

 昨年は梅田経済新聞での紹介を皮切りに、新聞、情報誌、テレビやラジオなどさまざまなメディアに取り上げられた本町さん。今年の抱負については、「もっとたくさんの人に広めたい。多くの人に笑ってもらいたい」とし、クレレナさんは「月1ペースでライブに出演したい。関西の人は芸達者で刺激になるし、お客さんの反応がいいのでまた関西でもしたい」と話す。本町さんは2月6日、大阪・吹田の「5th street」でライブを予定する。

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