天神橋筋商店街のアーケードに大型絵馬-関大生が制作

絵馬を制作した関大生と商店街の関係者

絵馬を制作した関大生と商店街の関係者

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 天神橋筋商店街(大阪市北区天神橋3)に12月15日、来年の干支(えと)である「寅」のイラストを描いた大型絵馬が飾られた。

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 厚紙を貼ったプラスチック素材の絵馬は、縦1.5メートル、横2.2メートルのサイズでイラストは絵馬3枚の各両面で6柄。関西大学(吹田市)社会学部の大西正曹(まさとも)教授のゼミ生約20人が授業以外の時間を使い約1カ月かけ制作した。

 同商店街と関西大学は互いの活性化を目指す連携協定を07年11月に締結した。学生が街を案内するボランティア「天満天神・町街人(まちがいど)」として活動するなど日ごろから交流を続け、絵馬の制作は昨年から行っている。

 同ゼミの吉田翔さんは「自分たちがいいと思っても商店街の人たちがどう思うかを考えながら描いた。商店街が明るくなってくれたらいいと思う」と話す。天神橋筋商店連合会の土居年樹会長は「そろそろ景気が回復してほしい。来年はほんまもんのあきんどが繁栄できるような年になれば」と新年への期待を込める。

 3枚の絵馬は同商店街1丁目~3丁目のアーケードにつるされる。飾り付けは来年3月ごろまでを予定。

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