JA福井県経済連の今年の新米をPRするキャンペーンで道頓堀・中座くいだおれビルの看板人形くいだおれ太郎が福井米大使に就任し、堂島川・福島港(大阪市福島区福島1)で9月3日、就任式が行われた。
食のイメージがある点、年齢層を問わない人気、道頓堀にとらわれない行動力などが評価され起用が決まった太郎とおかみさんが出演するCMも同日から関西・中京エリアで放映が始まった。
米俵を積んだ船で就任式会場に到着した太郎は、山田俊臣五連会長から委嘱状とたすき、記念の稲束を手渡され、「今日からコメの普及活動、略して『コメ活』ですねん!」とコメントした。
就任式を終えた太郎は再び乗船し、水都大阪2009の会場中之島公園に移動。福井米のキャンペーンレディー「ライスレディ」が来場者や通りがかった会社員らに新米や梅干しが入った詰め合わせセット(500人分)を配布する傍らで、気軽に写真撮影に応じた。
福井県内でとれる米の約6割は関西地方へ出荷される。8月下旬から刈り入れが始まった「華越前」について、同連合会米穀課の齊藤康浩課長補佐は「日照不足と長雨の影響で収穫量はやや減る見込みだが、品質には問題はない」といい、9月中旬に刈り入れが始まる主力のブランド米「コシヒカリ」にも期待を込める。
同連合会では「田んぼオーナー権」などが当たるキャンペーンや小売店店頭でのキャラバンイベントなどを実施していく。くいだおれ太郎が出演するCMの放映は今月20日まで。