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梅田・中之島で台湾文化発信イベント アート展示など129プログラムを展開

大阪市中央公会堂の東広場で展開する「アイラ:中之島の出会い」

大阪市中央公会堂の東広場で展開する「アイラ:中之島の出会い」

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 台湾文化発信イベント「We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関西万博」が8月2日、梅田・中之島エリアで始まった。主催は台湾文化部および台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター。

「VS.」で展開する没入型アート展「台湾スペクトル」

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 文化を通じて台湾と国際社会をつなげる複合型イベント。現在開催中の大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に呼応し、同イベントでは「未来への応援、奇跡の島」をコンセプトに掲げる。会場では、台湾と日本から38組のアーティストが参加し、アート作品の展示やテクノロジーパフォーマンス、映画、マーケットなどを展開。会期中に全129のプログラムを用意する。

 会場は、グラングリーン大阪の文化体験施設「VS.(ヴイエス)」(大深町)、大阪市中央公会堂(中之島1)、こども本の森 中之島(同)、中之島公園の4カ所。

 「VS.」では、天井高15メートルの空間を舞台に、映像や音、インスタレーションが一体となった没入型アート展「台湾スペクトル」を開催。会場を3つのテーマに分け、台湾の自然や芸術、信仰、音風景などを紹介する。

 大阪市中央公会堂では、3階小集会室で周囲360度の全方位から撮影されたVR作品「未来への遺産」を展開。1階大集会室では、ドキュメンタリーや劇映画などの台湾映画10作品を上映する。いずれも開催は11日から。

 屋外プログラムも用意する。大阪市中央公会堂の東広場では、会期中の毎週土曜・日曜に人形劇とダンスを融合させたパフォーマンス「アイラ:中之島の出会い」を公演。5人のダンサーが全長4.2メートルの大型人形「アイラ」を共同操作する。このほか、8月9日~11日には、太鼓演奏やプロジェクションマッピングを使った台湾の民間伝統芸能人形劇「布袋劇」を披露する。

 中之島公園では、8月9日・10日・16日・17日の4日間、マーケット、デザイン、アート、グルメなどを用意する文化フェスティバル「TAIWAN PLUS 2025 台日新風」を開催する。

 駐日代表の李逸洋さんは「台湾文化の創造力と多様性をあらゆる角度から発信したい」と話す。

 開催時間はプログラムにより異なる。入場無料。8月20日まで。

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