バレンタイン企画「ショコラプロムナード」が1月22日、大丸梅田店（大阪市北区梅田3）で始まる。

出店する関西スイーツ店のシェフ

　出店する86店のうち21店が関西のスイーツ店で、昨年に続き「地元」に焦点を当てる。期間限定商品として、関西のスイーツ店6店のチョコレートを1粒ずつ詰め合わせた「06-CHOCOLAT（ゼロロクショコラ）」（3,240円）を販売。各店のシェフが、大阪産のブルーベリーやイチジク、淡路島産の塩、京都産のほうじ茶など関西の食材を使った限定フレーバーのチョコレートを用意する。

　15階特設会場に初出店するのは、抹茶やユズ、ショウガなど和の素材を使う大阪・箕面の「アリエールプラン」、バーテンダー出身のショコラティエが手がける兵庫・芦屋の「cherry.c（チェリーシー）」、ナッツやドライフルーツなど16種類をガラス容器に詰め放題できる滋賀・近江八幡の「Going Nuts!（ゴーイングナッツ）」など。週末には出店するシェフのイベントも行う。

　地下1階では、北海道にある自社農園の放牧牛乳を使った焼き菓子やチョコレートをそろえる「SNOWS（スノー）」、動画クリエーター「東海オンエア」のりょうさんが手がけるスイーツ店「La Maison du R（ラメゾンデュアール）」（2月3日～）が出店。1階には、昨年、15階の特設会場で売り上げトップを記録し、パイナップル型のクッキーが特徴の米・ハワイの「ホノルル・クッキーカンパニー」（1月29日～）が出店する。

　同店食品部サブマネジャーの西口修さんは「前年比20パーセント増の売り上げを目指したい。オンライン販売より店頭で接客や試食を楽しみながら商品を選ぶ体験を重視する傾向がある。バレンタイン会場が心躍る空間になれば」と話す。

　営業時間は10時～20時（15階の最終日は18時まで）。2月14日まで。