イルミネーションイベント「OSAKA光のルネサンス2024」が12月14日、中之島エリアで始まった。主催は大阪・光の饗宴実行委員会。
2003(平成15)年に初開催し、昨年は約380万人が訪れた同イベント。11月3日から始まった「大阪光の饗宴(きょうえん)2024」のプログラムの一環で、大阪市役所から中之島公園にかけて10の光のプログラムのほか、グルメやハンドメード作品を販売する2つのマルシェを展開する。
大阪市中央公会堂の東側の壁面には、「繁栄」をテーマにしたプロジェクションマッピングを投影。「水都大阪」にちなんだ水や中之島公園のバラをはじめ、グラフィックやCGなどの映像と音楽を組み合わせた約6分間のプログラムを繰り広げる。大阪市役所正面のイルミネーションファサードは、期間限定プログラムとしてトナカイやプレゼントボックスが現れるクリスマスらしい約3分間のストーリーを上映。どちらも17時から21時まで15分ごとに行う。
中之島公園内では、川沿いをブルーの光で彩る「リバーサイドイルミネーション」、ネオンの光で大阪城をかたどる「大阪城ネオンイルミネーションin中之島」、大小2つの雪だるまのバルーン「BIGスノーマンin中之島」などを展開。広島県福山市で開催される「世界バラ会議福山大会2025」や台湾・台南市のランタンなど、地域と連携したイルミネーションプログラムも用意する。
14日のプロジェクションマッピング初回上映セレモニーには、横山英幸大阪市長と歌手のアイナ・ジ・エンドさん、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が登場。アイナさんは、集まった観衆を前に自身の曲「クリスマスカード」を披露した。横山市長は「冬の風物詩となっている御堂筋のイルミネーションを、来年は4月から万博が終わるまで点灯する予定。楽しみにしてほしい」と話す。
開催時間は17時~22時(一部プログラムは異なる)。12月25日まで。