ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区梅田2、TEL 06-6343-7000)は1月6日、JR大阪駅南側広場フロートコート下の献血バスで、献血活動をサポートするボランティアを行った。
今回のボランティアでは、献血バスの車内を同ホテルが装飾。乗車口にはホテルのロゴ入りマットを敷き、車内の採血用ベッドにはロゴ入りいすカバー、待合いすにはホテルで使用しているものと同じヨーロッパ調のクッションを置いた。車内奥には造花を飾り、自然の美しい同ホテルカンパニーのイメージビデオを上映。「バスの車内は医療機器があり冷たい感じがするので、少しでも温かく落ち着いた雰囲気の中で献血をしてもらえたら」(広報担当者)とリラックスできる雰囲気作りを心がけたという。
また、「リッツ・カールトンが何をしているの?と思って立ち止まってもらえれば」「1人でも多くの人に関心を持ってもらって献血に来ていただけるきっかけになれば」と、マスコットライオンの「リオンくん」「カリンちゃん」や副総支配人、ホテルスタッフらが通行中の人々に献血協力を呼び掛けたり、献血受け付けの際にくじ引きを行い、抽選で同ホテルの人気デザートブッフェペア招待券やホテルメードのオリジナルスイーツなどをプレゼントした。
同ホテルでは2004年から職員による献血を始め、2006年から献血会場として宴会場や献血者にドリンクやクッキーを提供するなど、献血の少ない夏場と冬場にサポート活動を行っている。日本赤十字社 大阪府赤十字血液センター担当者は同ホテルでの献血について、「世界的に有名なホテルですし、普段行かないところで違った雰囲気で受けられると好評」だという。
梅田エリアでは、常設ルームとして阪急グランドビル25献血ルームと西梅田献血ルーム(ヒルトンプラザウエストオフィスタワー10階)があり、ヨドバシカメラ前やHEP FIVE前などにも献血バスを配車している。「血液は献血後すぐに使えるわけではないし、寿命がある。毎日安定して確保できないと」とさまざまなサービスで献血を呼び掛けている。中でも、西梅田献血ルームのネイルケアの日は人気が高いという。