まぐろ料理居酒屋「茶屋町まぐろや」(大阪市北区芝田1、TEL 06-6373-3676)が9月7日、茶屋町の阪急高架下にオープンした。
同店の店舗面積は約30坪、席数は60~70席。テーブルにはまぐろを輸送する際に使われる通称「トロ箱」が、椅子には一升瓶の専用通箱が利用され、団体予約が入った場合など容易にレイアウトを変更できるのも特徴。同店の1号店「中津まぐろや」では、専門的なまぐろ料理を扱うのに比べ、2号店は一般的に食される部位が中心のまぐろ料理居酒屋となる。
店長は元まぐろ卸人の安田朋浩さんが務める。メニューは、「赤身ぶつ切り」(500円/大盛1,000円)などの一般的な居酒屋メニューに加え、通常は産地で取り除かれるためあまり流通しないという「まぐろのワタ(胃袋)」(650円)、「まぐろの卵」(650円)など、まぐろの専門家がこだわるメニューも並ぶ。
「一番のおすすめ」(同店)は「脳天、ほほ肉、あご肉、三角、といったまぐろの希少な部位が一度に楽しめる『かぶと焼き』(1,500円~・大きさによる)」。「大きなかぶとが焼けるようにと導入した業務用の専用オーブンで、丁寧に焼き上げる」(同店)という。
食材は当日朝、大阪市中央卸売市場などで仕入れ、「限定で仕入れることのできた食材を使った料理も黒板メニューで出しながら、メニューのバリエーションも増やしていきたい」(同店)と話す。「とにかく若い人から年配の人まで喜んでもらいたい」とも。客単価は2,500円~3,500円。
営業時間は17時~翌3時。日曜・祝日定休。