うめきた広場(大阪市北区大深町)で3月4日、豪栄道ら力士10人の団体戦を観覧できる相撲イベントが初開催される。主催は一般社団法人グランフロント大阪TMO(大阪市北区)。
「春がキタ!うめきた場所 in グランフロント大阪」と題した同イベント。3月12日に始まる三月場所、通称「大阪場所」に先立ち、力士の取り組みを間近に観覧できる。
招待力士は、大阪府寝屋川市出身の大関・豪栄道(境川部屋)、関脇・琴奨菊(佐渡ヶ嶽部屋)をはじめ、妙義龍(境川部屋)、琴勇輝(佐渡ヶ嶽部屋)など10人を予定する。
設置される土俵は、アマチュア規定に基づき、国体や総体、地方巡業でも使われる本格的なもの。大きさは上辺6.6メートル、底辺7.5メートル、高さ50センチで、木製ユニットでできている。
土俵周りには人工芝を敷き、四方に観客用のベンチを並べる。観客の間には花道も作り、本場所を感じさせるイベントになるという。広場内にはちゃんこ料理を提供する屋台も出店。紙相撲体験や相撲文字実演のブースも設ける。
予定では、12時に開場し、14時から「寄せ太鼓」「相撲甚句(じんく)」「綱引き」「髪結い実演」「初切(しょっきり)」などの演目を披露。15時ごろから大関を含む力士が土俵入りし、関取衆に子どもたちが挑む「ちびっこ相撲」や団体戦、弓取式を行う。
開催時間は12時~16時。入場無料。