大阪・梅田に12月23日、宿泊施設一体型ライブハウス「MAMBO Inn」(大阪府大阪市北区大淀南1)がオープンする。運営は、LD&K(東京都渋谷区)。
同施設は「ガガガSP」「かりゆし58」「クリープハイプ」「KANA-BOON」など、これまでさまざまなバンドのライブを開催してきた「梅田Shangri-La」の2階を改装し、アーティストらが「安心して音楽と向き合える環境づくり」を目的にオープンした。一般の宿泊にも対応する。
客室は、2段ベッドを2台設置したドミトリールーム式で、3室とシャワールーム、ダイニングスペースを備える。独立したシャワールームがある女性専用客室も用意する。宿泊定員は12人。宿泊料金は1人1泊=3,500円~5,500円。ツアー中のバンドマンが宿泊することを考え、洗濯機やハンガーも用意する。
すでに予約も入っており、バンドマンからは「私たちのことを考えてくれてありがとう」という感謝の声が多数届いているという。
同ライブハウス・同ホテル総支配人のキイリョウタさんは「大阪のみならず、全国の音楽シーンのさらなる活性化と発展の力になれたら。地方のライブハウスこそ『泊まれる』スタイルのライブハウスを増やして、バンドマンの音楽活動をサポートしていくべき。どんどん活用してほしい」と呼び掛ける。