JR大阪駅の中央口コンコースに12月7日、コーヒーマシン5台が並ぶキヨスク型のコンビニ「セブン‐イレブン」がオープンした。

「全セブン‐イレブンで最多に並ぶ」台数

　1日約90万人が乗降する同駅。中央コンコースは1日に約25万人が通行する。新店舗は中央口改札の正面にあったキヨスクをリニューアルしてオープンした。店舗面積は約30平方メートル、商品数は250アイテム。

　目玉として、コーヒーマシン「セブンカフェ」を、「セブン‐イレブン全店でも最多に並ぶ」（担当者）という5台設置した。1日500杯程度の販売を見込んでいる。

　レジ回りには、週替わりで駅内店舗で最も売れている商品を置く。キヨスクで売り上げの4分の1を占める新聞とタバコ以外では、飲料やパン・菓子類、マドレーヌなどの焼き菓子がよく売れるという。スタッフは3人程度を配置。セブンカフェ専用レジに常時1人を置く。

　運営するジェイアール西日本デイリーサービスネット（兵庫県尼崎市）チェーン事業本部の中間清孝さんは「中央口の改札前にあり、待ち合わせ場所にも最適。便利に利用してもらえたら」と話す。

　同社は、JR西日本管内にコンビニ「ハート・イン」やキヨスクなどを展開。約300店について、2014年にセブン‐イレブン・ジャパン（東京都千代田区）と提携し、提携店舗の客数が約1.5倍に増えた。

　営業時間は6時30分～23時。