梅田のミスターりんビル1階に7月1日、「俺のフレンチ 梅田」（大阪市北区小松原町1、TEL 06-6360-9405）がオープンする。運営は、俺の（東京都中央区）。

ワインやシャンパンも豊富に用意

　ブックオフ創業者の坂本孝社長が2011年に東京・新橋で始めた「俺の」ブランド。一流料理人が高級食材で作った料理を割安に提供し、回転率で収益を上げるビジネスモデルで話題となった。創業時のイタリアンから、最近では「フレンチ」「やきとり」「割烹（かっぽう）」「焼肉」などにも業態を広げている。

　店舗数は今回の出店を含め4都府県に34店。大阪では、2013年に開業した「俺のフレンチ・イタリアン 松竹芸能角座広場」に次ぐ2号店になる。梅田への出店について、常務の橋本健太郎さんは「世界有数の乗降客数があるエリアで、交通の便がよく、神戸など関西一円からの集客も見込める。1号店とも商圏がかぶらない」と話す。

　梅田店では、原価率を一般的な飲食店の30％に対し60％程度で想定。料理長には、「シェ松尾」（東京都渋谷区）や仏・ブルゴーニュで修業し、帰国後「ロブション」で冷製料理部門シェフを務めた飯田夢崇（ゆめたか）さんが就任する。

　料理は、定番メニューの「牛フィレ肉とフォワグラのロッシーニ」（2,138円）、「オマールエビのロースト」（2,138円）を含む約45種類を予定。「究極に滑らかなニンジンムース」（410円）、「アボカドのフォンダンとズワイガニ」（1,058円）など、飯田調理長が得意とするメニューも提供する。

　橋本さんは「好調な角座の店では入店まで1～2時間お待たせすることもあった。新店開業で、よりたくさんの大阪のお客さまに喜んでもらいたい」と話す。

　店舗面積は約165平方メートル。席数は90席。2時間制。

　営業時間は16時～23時（土曜・日曜・祝日は12時～）。