阪急梅田駅に2月24日、健康をテーマに管理栄養士監修の食事を提供する「ルートカフェ」(大阪市北区芝田1)1号店がオープンする。出店者は阪急阪神レストランズ。
場所は大型ビジョン「ビッグマン」の下。席数はカウンター席12席、テーブル席34席の計46席。
店内は縦に長く、片面が航空機内のような白いアール壁。照明は暗めに、内装は茶系でまとめている。店頭ショーケースにはパン、野菜、スープなどを盛った木製プレート、入り口脇に血圧計、体脂肪計、アルコール検知器、肌水分計などの健康チェック器具が並ぶ。
「ヘモグロビンの数値を測れる飲食店はおそらくほかにない」と店長の喜多勇仁さん。管理栄養士でもある喜多さんは、測定結果を基に来店客へのアドバイスもする。ヘモグロビン数値が低い人には、小松菜を使ったスムージーを薦めるという。
同店の運営には弁当・総菜販売業のインクロムプラスが協力。同社はもともと、臨床試験を手掛ける親会社が、生活習慣病患者に制限食が不評と知って設立した会社。低カロリー、健康的でもおいしい弁当・総菜を製造し、阪神百貨店や阪神神戸三ノ宮駅など10店で販売している。
ターゲットは、梅田エリアの会社員や買い物客で、特に健康への意識が高い人。管理栄養士監修の栄養バランスがよく、野菜不足やカロリー過多の解消を考えたメニューを提供する。基本はパンかご飯、副菜、サラダ、スープ、ドリンクのワンプレート。メニューは時間帯で異なる。
メニューは、7時~11時の「モーニングセット」(500円)、11時~14時の「ルート ランチセット」(980円)、14時~17時の「チョイスデリセット」(1,250円)、17時~23時の「チョイスプレートセット」(1,350円)など。
ドリンクは、ブレンドコーヒー(380円)、カフェラテ(400円)をはじめ、野菜や果物を使ったスムージー(600円~)、ハーブティー(550円)などがある。17時以降はハーブカクテルも用意し、元気がほしい時には「オタネニンジン」(700円)、女性向けには「龍眼肉」(600円)というように8つの目的に分けて提供する。
営業時間は7時~23時。