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中之島と東京をつなぐレストラン 遠距離でもクリスマスディナーを共に

大阪と東京のレストランで同時に乾杯

大阪と東京のレストランで同時に乾杯

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 レストラン「ラ・フェット ひらまつ」(大阪市北区中之島2)と「ボタニカ」(東京都港区)では12月22日~25日、最新技術を使って遠方にいながらまるで同じ空間にいるかのような体験ができる「シンク ディナー 特別コース」を提供、両店を個別に訪れたカップルらが、乾杯やろうそく消しなどで「距離」を越えたディナー体験を楽しんでいる。

SYNC DINNER(シンク ディナー)(動画)

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 ひらまつ(東京都渋谷区)とKDDI(東京都千代田区)の共同企画で、東京と大阪の約400キロメートルの距離を一つのテーブルでつなぐ体験イベント「シンクディナー」を実施している。同イベントは、特別なモニターと最新の通信技術とインタラクティブテクノロジーで、離れた2人が同じ空間にいるかのような体験を実現する。

 モニター上部にはグラスの動きを感知するセンサーとスピーカーを配置し、遠く離れた2人がグラスを合わせて乾杯するとグラス同士が当たる音がする。モニター全面のカメラにはモーションセンサーや風圧検知センサーを内蔵しており、大阪にいる体験者の男性が東京にいる女性とケーキが映る画面に向かって息を吹きかけると、距離を越えて相手側に用意されたケーキに立つろうそくの火が消え、女性はうれしそうに驚いていた。

 当日提供されるコース料理は、「ラ・フェット ひらまつ」の長谷川幸太郎総料理長が監修した前菜、魚料理、肉料理、デザートなど。「遠距離」「つながっている」などをキーワードに、大阪と東京を意識し、食材には関西の魚介、関東の野菜などを使用する。料金は1人8,000円(予約は既に終了)。

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