グランフロント大阪に「巨大ガチャ」登場-物々交換リサイクル企画

取り出し口にゴトン

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 グランフロント大阪(大阪市北区大深町)のうめきた広場に3月26日、「巨大ガチャガチャ」が登場し、訪れた人たちを楽しませている。

「ヒョウ柄のパンプス」が当たった男子学生

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 ナレッジキャピタルでは、開業後初となるグランフロント大阪全体を会場としたお祭り「ナレッジキャピタルフェスティバル」を開催中。巨大ガチャガチャは、同フェス「OMOSIROI体験ストリート」ブースの企画の一環。

 巨大ガチャの筐体は高さ3メートル、中には直径30センチの透明プラスチックカプセルがぎっしり詰まっている。子どもの腕で一抱えほどもあるカプセルの中には、一般来場者が持ち寄った不用品が入っている。参加者はまず参加費の代わりに自分の不用品を提供し、ガチャガチャを回して出てきたカプセルの中身を手に入れる仕組み。物物交換によるリサイクルが楽しみながらできるアイデアとなっている。

 カプセルの中身は、フィギュアやぬいぐるみをはじめ、絵本、バッグ、デジタル音楽プレーヤー、タブレット端末、液晶テレビ、空気清浄機、エレクトリックベース、アンプ、キーボードなどさまざま。何が出るかは開けてみるまでわからないため、学生服姿の男子学生に「ヒョウ柄のパンプス」が当たるというハプニングも。巨大なカプセルが転がり出るエンターテインメント性が子どもだけでなく若い男女にも受け、ブースは初日から大きなにぎわいを見せていた。

 同ガチャ企画の発案者は、情報サイト「デイリーポータルZ」運営者でクリエイティブプランナーの林雄司さん。これまでにもいろいろな不用品リサイクル企画を提案してきたが、巨大ガチャガチャを作るのは初めてという。14年11月ごろにナレッジキャピタルから出展の打診があり、今年1月デザイン事務所「バッタネイション」に依頼し製作したという。景品を詰めて、カプセルを作るオペレーションが一番大変だったと振り返る林さんは「もし手伝ってくださる方がいれば、ぜひ現地に足を運んで頂ければ」と呼び掛ける。

 3月29日まで。

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