阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階阪急うめだギャラリーで9月9日、「岩合光昭写真展 ねこ」が始まった。
動物写真家の岩合光昭さんが、40年以上に及ぶ写真家人生の中で撮り続けてきたネコたちの写真を一堂に集めた同展。2010年3月から全国を巡回し、大阪での開催は2回目。写真集「ねこ」に収録されていない関西未発表作品30点を含む180点以上の作品を展示する。
会場は、ネコの動作を人間に置き換えた「生きることは動くこと」、人とネコの関わりをとらえた「暮らしの中で」、岩合さんの飼い猫・海(かい)ちゃんを子ネコから母親になるまで撮りためた「海ちゃん」、ネコ好きの聖地・田代島のネコたちを撮影した「田代島のねこたち」の4部構成。縦2メートル20センチの巨大タペストリーなども展示する。
同展を企画したクレヴィス・プロジェクトディレクターの江水彰洋さんは「かわいいだけではなく、目つきの悪い猫や、ときどきドキッとするような野性味を見せてくれるネコまで、全部ひっくるめてありのままのネコたちを楽しんでいただけたら」と話す。
期間中、会場と9階アートステージでは、期間限定の「ねこグッズショップ」をオープン。岩合さんの写真集や会場限定で販売するポストカード、クリアファイルをはじめ、ねこ作家によるアクセサリー雑貨などのネコグッズを販売する。10階の雑貨フロア「うめだスーク」でもネコグッズを特集する。
開催時間は、10時~20時(金曜、土曜は21時まで、最終日は16時終了)。入場料は、一般=700円、大学生・高校生=500円、中学生以下無料。今月23日まで。