阪急メンズ大阪(大阪市北区角田町)1階で9月8日、18分の1スケールのミニカー約150台を展示するイベント「世界のエグゼクティブが愛した歴代名車」が始まった。
同館では、9月のマンスリーテーマ「アーバンレトロシック」にちなみ、伝統をリノベーションすることを象徴する展示として、「男性が一番興味のある車をフィーチャーした」(阪急メンズ紳士服商品統括部バイヤーの冨士喜晃さん)。
展示するのは、国内有数のモデルカーコレクターの鉄田貴則さん、高橋博幸さんが所有するミニカー。鉄田さんは3700台、高橋さんは1500台を所有しており、今回のテーマに合わせて、「世界のエグゼクティブビジネスマンや実業家が愛した」という100年以上前から近年までの世界の名車を国別・車種別にセレクトした。
高橋さんは「レア物ではなく、一般の方が聞いたことがある車を選んだ。25~33センチと大きく、工芸品のようなクオリティーの高さは見た人をとりこにする」。鉄田さんは「1000以上のパーツで組み上げたポルシェ911のクオリティーは実車に限りなく近い。親子で見てもらうなど、コミュニケーションのきっかけづくりになれば」と話す。
観覧無料。9月30日まで。