大阪中央郵便局跡地のイベントスペース「西梅田スクエア」(大阪市北区梅田3)で12月13日、岩手・宮城・福島のご当地グルメと特産品を集めた「東北わくわくマルシェ」が始まった。
東北の冬の味覚を食べて買って応援し、東北と関西の食・人・文化の交流で元気になってもらおうと開く同イベント。2部構成で店舗を入れ替え、60日間にわたり開催する。
広場内にプレハブを建て、屋内で行う同イベント。中はストーブもあり暖かく、293席を用意。1部となる12月13日~来年1月7日(12月31日、1月1日は休業)は7店舗がご当地グルメや地ビール、地酒を提供し、約1500点の特産品を販売するコーナーを設ける。
「Cafe&Bar APE」(岩手県)は、「三陸ブイヤベースカレー」(950円)や「海鮮ブイヤベース鍋」(1,180円)、「大槌産まるごとホタテ焼き」(1枚400円~)、地ビール「ベアレン生ビール」(700円)を提供。「KAIZAN」(岩手県)は、昼は「大船渡さんまバーガー」(500円)や「おおふなと海鮮丼」(1,200円)、夜は「大船渡産カキ」(400円)や「南部どりの焼き鳥」(2本300円~)と、時間帯により異なるメニューを提供する。
「みやぎ仙台 風のごとく」(宮城県)は、「牛タン焼き」(1,000円)、「牛テール焼き」(600円)、大漁丸(宮城県)は、「いくら丼」「ふかひれウニ雑炊」(各1,500円)と、ご当地メニューをそろえる。大阪の「たこ焼道楽 わなか」は、三陸のイサダ(あみえび)を使った「イサダたこ焼き」(8個500円)を販売するなど、東北と大阪のコラボメニューも登場。
物産コーナーでは、岩手県の南部せんべい、久慈まめぶ汁、「ぴょんぴょん舎 盛岡冷麺」、宮城県のふかひれラーメン、「気仙沼完熟カキのオイスターソース」、福島県の「会津継承米 氏郷」「復古三兄弟りんごジュース」などを販売。
13日~15日には、マルシェ食事券が当たるじゃんけん大会(18時~21時に計4回)、イートインコーナー利用者を対象に物産コーナークーポン券を進呈する抽選会(11時~15時)、地ビール・地酒・地ワインを先着100人に1杯100円で振る舞う「100円地酒・地ビールお振る舞い」などのイベントも開く。
オープニングイベントに登壇した主催のソーシャル・サイエンス・ラボ(奈良市)小堀脩理事長は「復興が順調に進み関西の皆さんに感謝の気持ちを表したいと200社、1500点以上の地域食材が集まった。おいしい料理を味わっていただき、さらに励ましてもらえれば」と話す。
開催時間は11時~22時。2部は来年1月19日~2月23日。入場無料。