淀屋橋の芝川ビル(大阪市中央区伏見町3)4階「芝川ビル モダンテラス」で5月25日、マーケットイベント「芝川ichi」が開催された。
認知度向上を目指し、テナント主催のマーケットイベントとして2011年6月に初開催した同イベント。春と秋に定期開催し、秋は11月22日・23日に少彦名神社で執り行われる「神農祭」に合わせて周辺で開かれる地域活性化イベント「船場博覧会」の一環として開催。春は、昨年始まったバルイベント「北船場茶論」と同日開催することで、地域イベントとしての定着を目指す。今回から同ビル主催となった。
イベントでは、テナントからの紹介や前回の参加者からの出展希望で、アクセサリー、古本、雑貨、飲食など23ブースが出店。屋内スペースでは、松屋町駅近くの「からほり御屋敷再生複合ショップ 練」に日曜と月曜に出店する焼き菓子とジャムの店「杏(あんず)」がカヌレやマドレーヌ、フィナンシェなどを販売。隣では、イベント販売がメーンの「alimie+yunquita」が、オリジナルキャラクター「unico」のストラップやフェルト画を並べた。
フリーマーケットなどで古本を販売する吉川商店は、アート関連の本やプロレス雑誌など、サブカル系の書籍や雑誌、レコードなどを出品。南堀江でアルミ雑貨のある懐かしい暮らしを提案する「ダイヤメゾン」がアルミ製の食器を販売するなど、個性豊かな店舗が並び、来場者は出店者と話しながら買い物を楽しんだ。
屋外のテラスは、アイスコーヒーやたこ焼き、メキシカンビール、ココナツカレーなどの飲食ブースが出店し、来場者らの憩いの場に。同ビルのテナント各店も1日限定のメニューを販売するなど、ビル全体がイベント仕様で来場者を迎えた。
次回開催は11月23日。