グランフロント大阪近くに5月17日、氷点下の温度帯でビールを提供する「アサヒスーパードライ エクストラコールドBAR OSAKA」(大阪市北区芝田2)が期間限定でオープンする。
通常飲むビールの温度(4度~8度程度)よりも低い、マイナス2度~0度で「アサヒスーパードライ」を提供する同店。2010年に東京・銀座に期間限定オープンし、初年度は約4万人が来店した。2011年、2012年は名古屋、大阪、福岡に拡大し、昨年は計18万4000人が来店。今年は新宿、仙台、京都、広島の4都市も新たに加え、8都市で展開。期間中、計40万人の来場を見込む。
大阪では、昨年までは心斎橋に店舗を構えていたが、今年はグランフロント大阪の開業など開発の進む梅田でオープン。店内はスタンディング形式で38人を収容する。今年からは通常サイズ(375ミリリットル)のほかに、若い人や女性が気軽に楽しめるよう小容量(285ミリリットル)のタンブラーも用意した。希望者は自分で注ぐ体験もできる。
ドリンクは、「アサヒスーパードライ エクストラコールド」、「同 ドライブラック エクストラコールド」(各550円、小=450円)など。ビールの注文客には、アサヒフードアンドヘルスケア社と共同開発した、ビールに合うおつまみ「オコゲスタ」を「お通し」として提供する。氷を入れたグラスにドライブラックを注ぎ、レモンやライム、オレンジなどのフルーツとミントを添えた「ドライブラック BAR STYLE](各550円)の提供も今年から始めた。
フードは、抹茶塩、ニンニク塩など好みの塩を選べる「シャカシャカ枝豆」(350円)、「ハモンセラーノの生ハム」「どて焼きコロッケ」(いずれも400円)、「タコさんウインナーのナポリタンピザ」(500円)など。
オープンに先立ち16日に行われたイベントには、野球解説者の金本知憲さんが登場。同店について、「雰囲気も良く、ビールがおいしく飲めそう。大阪のど真ん中で気軽に立ち寄れる。パッときてグイッと飲めるのが魅力では」といい、自身も「ビールはキンキンに冷やした感じが大好き」。自身がプロデュースする鉄板焼き・お好み焼き店「鉄人の店」(曽根崎2)でも提供し好評を得ているという。イベントではビールの「初注ぎ」に挑戦し、「緊張したが何とかうまくできたのでは」と話す金本さんに、同席した平野伸一専務が「プロの注ぎ方」とたたえる場面もあった。
金本さんは、「エクストラコールドを野球に例えると?」の問いに「逆転満塁ホームランのような爽快感」と答え、「一仕事終えた後にここで爽やかに乾杯してもらいたい」とPRした。
営業時間は、平日=17時~23時、土曜=11時30分~23時、日曜・祝日=11時30分~22時。9月30日まで。