4月26日に開業する「グランフロント大阪」(大阪市北区大深町)の中核施設「ナレッジキャピタル」が22日、報道陣に公開された。
ソフトバンクショップのイベントに登場した「白戸家」のお父さん
北館のタワーB地下2階~地上8階、10階、タワーC地下2階~地上13階に位置する「ナレッジキャピタル」は、企業のショールームやカフェ、381席の多目的劇場「ナレッジシアター」、国際会議にも対応するコンベンションセンター、レンタルオフィスなどで構成。「知的創造拠点」として、参画者同士、参画者と来場者をつなぎ新しいサービスや製品を生み出すことを目的としている。延べ床面積は8万8200平方メートル。
1階~6階の未来型ショールーム「フューチャーライフショールーム」には21のテナントが参画。1階には、カフェを利用しながら気軽に車が見られるカフェ併設ギャラリー「メルセデス・ベンツ コネクション」、2階にはギャラリーとレストラン、バーを併設する「サントリー ウイスキー ハウス」、植物工場の野菜を使ったサンドイッチを提供する「サブウェイ野菜ラボ」、ワイン生産者直営の「ワールドワインバー バイ ピーロート」、3階には親子で遊べるスペースを備えた「ボーネルンドあそびのせかい」、エネルギーの仕組みを楽しみながら学ぶことができる関西電力グループの「エナレッジ」などが並ぶ。
4階には、スイーツの販売や製菓の講座を開く大手前学園の「スイーツ・ラボ」、5階には、アウトドア用品専門店の「好日山荘グランフロント大阪店」、家具やキッチン、カーテン、輸入食器などのショールームやショップが並ぶ「HDC大阪」、6階には近大マグロなどを提供する「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」、三國清三さんとロート製薬オリジナル家庭薬膳がコラボするレストラン「旬穀旬菜」など、一般来場者も利用できる店舗やギャラリーが出店する。
2階・3階の「アクティブラボ」には、裸眼で3D映像が体験できるコーナーや各種ロボットの展示、試着をデジタルで体験できるものなど、子どもから大人まで体感できる最新技術が集合。6月16日までは桂米朝さんのアンドロイドも特別展示する。1階のカフェラボでは、「illy」の豆を使ったコーヒーや有名企業とのコラボメニューを提供し、設置するタブレットPCではセレクトした電子書籍を楽しむことができる。
地下1階の「イベントラボ」では9月1日まで、世界初や世界一を誇る日本の技術、製品を集める開業記念イベント「THE 世界一展」を開催。代表理事の宮原秀夫さんは「大学、企業、一般の来場者によるコラボはこれまでにない。みんなで面白いことをして大阪を元気にしたい」と意気込む。
営業時間は10時~21時。