飲食店を展開するカンパーニャ(大阪市北区芝田2)が12月9日、南森町に「つけ麺処 つぼや 南森町店」(西天満3、TEL 06-6365-0313)をオープンした。
2007年7月、1号店となる天六店(本庄東2)をオープンした「つけ麺処 つぼや」。今年5月までは別会社が運営したが、6月に事業を譲渡。同社が譲渡を受けてから南森町店が初の新店となる。同店は、肥後橋店、梅田店に次ぐ4店舗目。「つけ麺店は席が狭い店が多いが、会社や飲み会帰りでもゆったりしてもらいたい」と、壁面やテーブルには温かみのある木を使い、カウンター、テーブル合わせて16席を設ける。
同店の「強み」という麺は、店内に製麺機を設置し粉から製造。店舗面積の狭い南森町店のみ梅田店で作った麺を配送している。「うどん好きの関西人が好むものを」と、麺はコシのある極太麺を使う。各メニューは「自慢の麺をおなかいっぱい召し上がっていただきたい」と、並盛り(1玉=200グラム)、中盛り(1.5玉=300グラム)、大盛り(2玉=400グラム)を同価格で提供。「どの店舗でも中盛り、大盛り、並盛りの順で注文が多い」と同社エリアサポーターの駒井陽平さん。大盛りでも物足りない人のために、特盛り(3玉=600グラム、100円加算)、宇宙盛り(4玉=800グラム、200円加算)も用意する。
スープは、豚骨、魚、野菜、鶏足を10時間炊き込んだもので、「豚骨をベースにしているがあっさりめ。脂や野菜から甘みが出ている」と駒井さん。メニューは、ベーシックな「つけ麺」(680円)、辛味を選べる「辛つけ麺」(730円)、天六店と南森町店のみで提供する「かれーつけ麺」(780円)、味玉、半チャーシュー、野菜、のり、水ギョーザがのった「特製つけ麺」(980円)。「高菜マヨ丼」(250円)、「チャーシュー丼」(320円、ランチタイム=250円)、トッピング(100円~)もそろえる。酒を飲んだ後の締めに利用する客も多く、つけ麺と瓶ビールをセットにした「お疲れさまセット」(980円)も用意する。
「1月2日・3日は営業するので、大阪天満宮のお参りに帰りに寄ってもらえたら」と駒井さん。
営業時間は11時~24時。今月30日~1月1日は休業。2日・3日は20時まで。