ヒルトン大阪(大阪市北区梅田1、TEL 06-6347-7111)1階ロビーに11月18日、冬のヨーロッパをイメージした鉄道ジオラマ「ヒルトン・クリスマス・トレイン」と高さ8メートルのクリスマスツリーが登場した。
今年4年目を迎えるロビーでのジオラマ展示。縦9.6メートル、幅4.2メートル、総面積約40平方メートルのジオラマには冬のヨーロッパをイメージした街並みや雪景色をまとった山などを再現。ジオラマ内ではドイツ「レーマン社」のGゲージ列車模型を走らせる。今年は山上の城壁やロープウエーなどを追加し、スケールアップした。
同イベントでは、ジオラマ内の広告掲出料として一般企業や個人から協賛を募る。一部は制作費に充てられ、今年はさまざまな事情で親と暮らすことができない子どもが暮らす児童養護施設「博愛社」(淀川区)と、途上国で学校や図書館を建設するプロジェクトを展開する「ルーム・トゥー・リード」にそれぞれ300万円を寄付する。オープニングセレモニーでは、同ホテル支配人から両団体代表へ寄付金が手渡され、会場内に設置する寄付金ボックスへの募金を呼び掛けた。
セレモニーでは、ゴスペルグループ・なにわブラックペッパーズがクリスマスソングを披露。続いて博愛社の子どもたちがクリスマスソングメドレーを披露したところで、サンタクロースが到着。レバーを倒して出発進行式を行うとツリーが点灯し、一斉に列車模型が走りだした。会場では焼き菓子が無料で振る舞われ、ジオラマを見たり、イルミネーションを楽しんだりする家族の姿が多く見られた。
ジオラマ内には、同ホテルの人気客室「ミッフィールーム」にちなみ、いくつかのミッフィーを設置。隠れたミッフィーの数を当てるクイズを出し、正解者の中から抽選で同ルームの宿泊券などを進呈するキャンペーンも実施する。
ロビーには、ジンジャーブレッドで作った「ジンジャーブレッドハウス」も設置。キャラメルソース付きの「クリスマスチーズケーキ」(1,500円)やカップケーキ(490円)、オーナメント、ぬいぐるみなどを販売する。
点灯時間は7時~24時。ツリーは12月25日まで、「ヒルトン・クリスマス・トレイン」は来年1月6日まで。