10月25日に2期棟を開業する阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)は24日、開業に先立ち招待客のみを対象に先行オープンした。
同店の上顧客約15万人を招いた今回のプレオープン開店前には、20日に全面開通した南北コンコースに長蛇の列ができ、開店後の正午ごろもまだ30分の入場待ち。カフェは1時間30分~2時間待ち、レストランフロアは入場が規制されるなど混雑を見せた。
地下2階食品売り場では、エシレバターを使ったパンやケーキを販売する「エシレ」に開店早々列ができ、地下1階洋菓子売り場では、日本の百貨店初出店の「ラ・パティスリー・デ・レーヴ」、江崎グリコ、阪急うめだ本店、高島屋大阪店の3社によるオリジナルスイーツブランド「バトンドール」、パリのブーランジュリー「ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ」が特に人気を集めていた。
各フロアともにぎわいを見せたが、午前中は地下1階食品売り場、2階化粧品売り場、世界のトップブランドが軒を連ねる5階・インターナショナルブティックス、9階催場の「レディースファッション大バーゲン」、10階ライフスタイル雑貨「うめだスーク」に多くの人が足を運んだ。
9階の祝祭広場では、AR三兄弟が企画した映像イベント「拡張現実オーケストラ!」を実施。6メートル四方のアートビジョンに映し出されたオーケストラに向かって一般参加者が指揮棒を振り、映像のオーケストラ楽団が演奏する様子を多くの人が大階段に座り楽しんだ。
2期棟は、10月25日10時オープン。