バルニバービ(大阪市西区)は10月25日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)13階レストランフロアにグランドカフェ&レストラン「シャンデリア テーブル」をオープンする。
阪急うめだ本店建て替え前まで店舗ファサードとして多くの人に親しまれてきた旧コンコースの建築意匠を再現した同店。ドーム型の天井には唐草模様のレリーフを再現し、シャンデリアやコンコース南側の東西端に配置されていたガラスモザイク壁画は修復し移設する。アーティスティックな家具やアートなどを配置し、懐かしさと新しさを感じられる空間に仕上げた。ホワイエには、壁一面に阪急創業時の写真をグラフィカルに使ったアートを設置する。
メーンダイニング、サンルーム、オープンテラス、ホワイエに350席を設ける同店。ランチタイムは、100%ビーフパテを使った「プレミアムバーガーランチ」(1,350円)、オムライス、クリームコロッケ、エビマカロニグラタンをセットにした「モダンランチ」(2,200円)など、洋食をベースにした13種のメニューを提供。終日注文可能な「プチシューのチョコフォンデュ」「エンゼルフードケーキバニラキャラメル」「プリンアラネージュ」(各550円)など、自家製スイーツは約15種をそろえる。
ディナータイムは、複数で取り分ける「シャンデリアアンティパストミスト」(2,200円)、「フィッシュ&チップス」(1,200円)、パスタ(900円~)、サラダ、肉料理、魚料理など約60種。21時ごろからはシャンデリアがピンク色に変わるという。客単価は、ランチ=1,280円~2,800円、ディナー=2,500円~3,800円、カフェ・スイーツ=500円~1,800円。
バルニバービ広報担当者は「今まで同僚との打ち上げや飲み会に百貨店のレストランを選ぶのは考えにくかったと思うので、百貨店のレストランのイメージが変わると思う。カフェ、ランチ、ディナー、バーに、思い立ったら気軽に行ける、時に日常的で、時に非日常的なパリのブラッスリースタイルを目指す」と話す。
営業時間は11時~23時(日曜のみ22時まで。ランチタイム=11時~15時、ディナータイム=17時~23時)。15時~17時はカフェ&一部食事メニューあり。