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震災遺児に継続的な支援を-大阪の着物サークルがチャリティーバザー

第1回目開催時の様子

第1回目開催時の様子

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 2月25日・26日に開催される「第2回 東日本大震災チャリティー着物バザー」に向けて現在、大阪の着物サークル「きもの結び」がバザーに出品する着物や帯の寄付を募っている。

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 「着物とつながる 着物でつながる」を合言葉に、着物を着て大阪観光や講習会、古着屋巡りなどのイベントを開催する同サークル。今年4月に「被災地から遠い大阪にいて私たちができること」についてスタッフが話し合い、第1回チャリティー着物バザーを開催した。「タンスに眠っている着物や帯、小物などを寄付してほしい」とホームページやSNSなどで呼び掛けたところ、着物約200枚、帯約100本、小物約100点が全国各地から集まり、バザーには2日間で128人が来場。売り上げから会場費の1万円を除いた72万6,785円を被災地に寄付した。

 同サークルでは、「支援の灯を絶やさぬよう、自分たちにできることから一歩ずつ」との思いから、第2回を企画。現在寄付を募っているのは、着物(浴衣も可)や帯、半襟、帯締め、帯留めなどの小物、ショールや羽織もの、草履や和装用バッグ、反物や端切れなどで、着用および使用可能なもの。男性用も募るが子ども用は対象外。

 スタッフの渡邉結花さんは「寄付していただいたものは着物を愛する方の手に渡ることで再び活用され、その売り上げは被災地の遺児への支援につながる。一人一人の力は小さくても集まれば大きな力になるので、半襟1枚、帯締め1本でも構わないのでお願いします」と協力を呼び掛ける。

 当日は、着物=1,000円・3,000円、袋帯=2,000円、帯留め=500円・1,000円などの価格帯でバザーに出品。会場費を除いた売上金は、「あしなが育英会 東日本大震災・津波遺児支援」に寄付する。売れ残った商品や対象外の商品も業者に買い取ってもらい、その売上金も寄付するという。

 渡邉さんは「一人でも多くの方に購入という形で支援に協力していただくためにも価格は抑えた。友達とお誘い合わせの上、ご来場いただければ」と話す。

 会場は「きもの六花(ricca)」(大阪市北区中崎3)。開催時間は、25日=12時~18時、26日=11時~16時30分。バザーに出品する品物の送り先などはホームページで確認できる。

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