堂島の「ギャラリー アルテ スパーツィオ」(大阪市北区曽根崎新地2、TEL 06-6344-4885)で8月9日、「夏の甲子園『広告』展」が始まった。
広告代理店の大広(大阪市北区中之島2)が2002年から2011年までに制作した朝日放送の高校野球中継広告10年分を展示する同展。2010年、2011年のデザインを担当したHOMERUN DESIGN(西区靭本町)が「ちょうど10年間なので、高校野球開催中に作品をまとめて展示してみては」と企画した。
人工芝を敷いた会場には野球ボールを置き、壁面には新聞広告、駅貼りポスター、車内中づり広告など31点を展示。「年ごとにテーマも違い、その年のニュースなども盛り込まれている」と、クリエーティブディレクションとコピーライトを担当する大広の山中貴裕さん。「コピーライターで10年同じ対象の広告を作り続けることは少ない。高校野球という一つのテーマを、いろいろな切り口で書いてきた。いろいろ作ったなと味わっていただけるのでは」と話す。
展示する広告では、球児が港から出発し、それを地元の人が見送っている様子を描いた作品や、球児を取り巻くさまざまな年齢、職業の人たちの高校野球に対する思いをコピーで表現したものなどが並ぶ。南海電車1編成をジャックしたという広告も展示し、「掲出時はうれしくて電車に乗りに行った」と当時を振り返る。
「高校野球ファンはもちろん、ファンじゃない人にも来ていただいて高校野球に興味を持ってもらいたい」と山中さん。「コピーにこだわってやってきたので、コピーライター志望の方や広告に興味のある若い人にも来てもらい、仕事を見てもらいたい」とも。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで、12日~15日は休館)。入場無料。今月21日まで。