50人のアーティストによるCDサイズアート-梅田「イーマ」で企画展

「わたしのお気に入りの曲」をテーマに50人のアーティストが表現した100点の作品

「わたしのお気に入りの曲」をテーマに50人のアーティストが表現した100点の作品

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 梅田の商業施設「E~ma(イーマ)」(大阪市北区梅田1、TEL 06-4796-6377)で5月11日、日本とフランスをアートでつなぐ企画展「Ma Chanson Favorite」が始まった。会場は1階多目的ギャラリースペース「ディーバ」。

「ブックマーク ビブリオテーク」ではイベント関連グッズを販売

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 同展は、西区靭本町とパリに拠点を持つ「ギャラリー メゾンダール」が企画する「Ma Chanson Favorite」の第3弾。タイトルは「わたしのお気に入りの曲」の意味で、アーティストが選んだ好きな曲をCDジャケットサイズのアートで表現し、各作家2点計100点を展示している。参加アーティストは日本人25人、フランス人25人で、同ギャラリーが「個性のあるアーティスト」を選出。「日本人アーティストは自分の気持ちを持っている人。絵本を出している人が多く、フランス人アーティストはコンテンポラリーアートを中心に新人から大御所まで多彩に選んだ」(ギャラリー代表の木本起佐子さん)。

 日本人アーティストでは、2010年春の叙勲で旭日小綬章を受賞した宇野亜喜良さん、漫画家のしりあがり寿さん、畑正憲さん、灘本唯人さん、佐藤邦雄さんら、フランス人アーティストでは、ELLEなどファッション誌で活躍するキャロリーヌ・サーモンさん、国際的な現代アートフェアで活躍するフィリップ・ジャックさん、ベルナール・ジョワスタンさんらの著名人も多く参加している。

 展示作品は、同展オリジナルの額に入れてメゾンダールで販売。併せて、宇野さん、ささめやゆきさん、網中いづるさんの最近出版された本の原画やオリジナル作品も展示販売する。同イベントは今年10月にパリでも開催を予定する。木本さんは「日本人アーティストをパリへ、フランス人アーティストを日本へ紹介する活動を、これからも手がけていきたい」と話す。

 期間中、同館地下2階「ブックマーク ビブリオテーク」では、ポストカード、絵本、Tシャツ、バッグなど関連アーティストのグッズを販売。今月16日19時からは、地下1階「カフェ&ブックス ビブリオテーク」で、絵本作家・谷口智則さんが同展でお気に入りの曲として取り上げたhenlyworkの曲に合わせてライブペインティングを行う。

 開催時間は11時~21時。入場無料。6月6日まで。

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