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「梅田ゆかた祭」 盆踊りや打ち水で「ファンづくり」

浴衣を着て「打ち水」を行う(昨年の様子)

浴衣を着て「打ち水」を行う(昨年の様子)

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 大阪・梅田エリア一体で7月22日・23日、日本の伝統文化を楽しむイベント「梅田ゆかた祭2017」が開催される。

家族連れを中心に毎年楽しみにしている人も(昨年の様子)

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 夏の風物詩「浴衣」「盆踊り」などを楽しむイベントを通じて「梅田のファンづくり」のを目指す同祭。JR西日本・阪急電鉄・阪神電鉄・グランフロント大阪の共同企画で、今年で6回目。昨年は約1万3700人が参加し、家族層を中心に毎年楽しみにしている人が増えているという。

 会場は阪急茶屋町・グランフロント大阪・大阪ステーションシティ・ディアモール大阪の4施設。「ゆかたdeワークショップ」「ゆかたdeライブ」など、「ゆかた」をコンセプトとしたさまざまなイベントを開催する。期間中は梅田の商業施設43施設・約170店舗でスタッフが浴衣を着用し、浴衣着用の来客に向けたサービスを行う。「ユニクロ大阪」(北区茶屋町)や「うめきたSHIPホール」(大深町)など14店舗では着付けや着崩れ直しもできる。グランフロント大阪のうめきた広場ではやぐらが登場し、盆踊り大会「ゆかたde盆踊り」(18時~)も開催。盆踊りの定番曲である「ドンパン節」やJ-POPの人気曲「好きやねん大阪」など幅広く選曲し、世代を問わずに楽しめるよう工夫する。

 環境意識向上に取り組む「梅田打ち水作戦」(16時~)は4会場で同時実施。打ち水は、JR大阪駅ホーム上のドーム屋根に振った雨を再生利用した水を使う。

 21日には前夜祭として、同イベントとサマーソニックがコラボした「ゆかたソニック」(18時~)を開催。梅田近辺に勤務する人をターゲットに、サマーソニックに出演するDJやアーティストが会場を盛り上げ、同祭をPRするという。

 同イベント担当の藤代江里香さんは「都心である梅田を『浴衣』で歩き、盆踊りをするという2日間しかできないことを楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。

開催時間は13時~20時。

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