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阪神梅田本店で「司馬遼太郎展」 記者時代の愛用ソファも公開

司馬遼太郎が初期作品を執筆した文机

司馬遼太郎が初期作品を執筆した文机

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 阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)8階で12月14日から、作家・司馬遼太郎さんの回顧展「没後20年 司馬遼太郎展 21世紀“未来の街角”で」が開催される。主催は産経新聞社、司馬遼太郎記念財団。

代表作の一つ「この国のかたち」の自筆原稿

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 1923(大正12)年、大阪市に生まれた司馬さんは、産経新聞大阪本社文化部デスクだった1960(昭和35)年に「梟の城」で直木賞を受賞。その後も精力的に執筆を続け、「国盗り物語」「関ケ原」「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「坂の上の雲」「街道をゆく」など数々の傑作を生み出した。

 同展は、1996年に亡くなった司馬さんの没後20年を記念する全国巡回展で、北九州開催に次ぐ2回目。副題の「未来の街角」は、司馬さんが小学6年生向けに書いた作品「二十一世紀に生きる君たちへ」の一節にちなむ。

 会場は「戦国時代」「幕末・明治」「エッセー」の3部構成。自筆の原稿や色紙、絵画、書、連載小説の挿絵、歴史資料など作品に関連する品を展示する。初期作品を執筆した文机(ふづくえ)や、記者時代に「西本願寺 京都宗教記者クラブ」で司馬さんが愛用していたソファも公開する。

 開催時間は10時~20時(12月21日~23日は21時まで、最終日は18時まで)。入場料は、一般=500円、学生=300円、中学生以下無料。12月24日まで。

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