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大阪駅に新観光案内所「おもてなしステーション」 運営に府宿泊税活用

手を取り合う松井知事ら

手を取り合う松井知事ら

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 大阪府が9月12日、大阪駅構内にJR西日本と共同で観光案内所「トラベルサービスセンター大阪~おもてなしステーション~」を2017年3月に開設すると発表した。

会見の様子

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 昨今の国内外からの客が増加している状況を踏まえて、新たに開設する同案内所。現案内所を閉鎖し、中央改札口から出てすぐの、より目にとどまりやすい場所に移設する。運営には、大阪府が2017年1月から導入する「大阪府宿泊税」を活用する。広さは、現在大阪駅構内にある観光案内所の約2倍で約100平方メートル。

 内容は、中国語や韓国語による観光案内や、旅行時のトラブルにも対応できる総合相談の実施など案内機能を強化。隣接する日本旅行のTiS大阪支店では、外国人観光客向けにチケットカウンターや外貨両替所を設置するなど、宿泊面の不安を解消する。そのほか、荷物一時預かり所のスペースの拡大や、SIMカードの販売など大阪に訪れた観光客に必要な機能を集約する。営業時間は、JNTO認定カテゴリー3観光案内所の中でも西日本一の長さを誇る7時~23時で対応するという。

 大阪府松井一郎知事は「大阪が世界の人々から何度でも訪れたい『おもてなし都市』として認知され、誰からも愛される都市となるための象徴的な施設になる」と期待を寄せる。

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