ステラホール(大阪市北区大淀中、梅田スカイビル タワーウエスト)で11月19日・20日、林業就業相談会「森林(もり)の仕事ガイダンス」が開催される。主催は 全国森林組合連合会(東京都千代田区)。
林業従事者の高齢化が進み、後継者不足などの問題から手入れ不足の山が増えているため人材の確保が必要な林業業界。同イベントでは、新たな林業の担い手の確保・育成を目的に、各地の林業に関する情報、就業までの流れや作業内容について説明を行い、参加者からの相談に応じる。
会場には近畿圏を中心に、北海道から鹿児島県まで20道府県の林業労働力確保支援センターや森林組合連合会がブースを設置。「緑の雇用」事業の研修を受けながら現場で働く「緑の研修生」に直接体験談を聞ける「緑の研修生相談ブース」も設置し、「緑の研修生トークショー」を開くほか、「森林の道具展示コーナー」「資料コーナー」など展示コーナーも設け、林業の楽しさや大変さなどの現状を伝える。
昨年は1,711人が相談に訪れた同ガイダンス。「男女を問わず学生から中年の方まで幅広い層が来場した。林業への就業を目指し専門に学んでいる林業農業高校、大学生、転職先に林業を検討したいという社会人など職種もさまざま」と同連合会担い手・雇用対策部担当者。
開催時間は、19日=13時~17時、20日=11時~16時。入場無料。問い合わせは同事務局(TEL 03-5534-8322)まで。