大阪新阪急ホテル（大阪市北区芝田1）地下1階「グルメバイキング オリンピア」（TEL 06-6372-5240）が9月11日、リニューアルオープンした。

綿菓子で味を整えるすき焼き

　「北ヤード開発など、新しく生まれ変わろうとする梅田で取り残されぬように」と、今月1日から10日間の改装期間を経てリニューアルオープンした同店。「フェスティバル」をコンセプトに掲げ、料理コーナー、飲食スペースを一新した。

　料理コーナーはすべて壁際に集め、「日本料理」「西洋料理」「中国料理」などサインを設置し、それぞれの提供位置をわかりやすくした。料理台には鏡を設置し、シェフが調理するシーンも見せる。正面奥にはパフォーマンスステージ、実演コーナーを用意し、各フェアのメーン料理を目の前で作り上げて提供する。飲食スペースでは4～6人用の小個室8室を新設。大人数グループ向けのゾーンも新設し、ロールスクリーンで仕切り50人ずつ座れるようにした。座席は合わせて280席。

　現在開催中の「秋の味覚フェア」では、マツタケ、キノコ、クリを使ったものをメーンに110種類の料理を提供。日本料理では、マツタケの天ぷら、押しずし、ユズ和えを1皿に盛った「松茸三味一盆盛り」や、巨大なつぼから注ぐ「松茸のつぼ出し吸い物」（夜のみ）、「秋の実りおこわ」など。仕上げに綿菓子をのせ、味を整える「牛肉と松茸のすき焼き ふわふわ綿菓子を溶かして」も。

　西洋料理では、ブラックカカオで炊き込んだご飯にソテーしたフォアグラをのせた「フォワ・グラのソテー チョコ飯添 バナナクリームのエスプーマ仕立て」や「スズキのパイ包み焼き トリュフ入りのアメリケーヌソース」などを、中国料理では、チキンスープで煮込んだ「チリ鮑とジャンボきのこのバター風味」や、ホテル特製の食べるラー油と食べるしょうゆを添える「海の幸 3種中国風刺身」（夜のみ）などを用意。

　デザートコーナーでは、恒例スイーツとなった最大1,000人分の「ビッグモンブラン」が登場。スポンジの上に栗のシロップを塗り、刻んだ甘栗をちりばめ生クリームを塗り、さらにスポンジでサンド。これを何層にも積み重ね生クリームでコーティングし、高さ70センチの山の形に仕上げた。

　大人の料金は、全曜11時30分～13時と土曜・日曜・祝日13時30分～15時＝3,600円、月曜～金曜13時30分～15時と土曜・日曜・祝日15時30分～17時＝2,950円、全曜日17時30分～19時と19時30分～21時＝4,600円。利用は1時間30分まで。フェアは11月30日まで。