A.P.C. Japan(本社=東京都渋谷区)は9月1日、梅田の商業施設「E~ma(イーマ)」(大阪市北区梅田1)にメンズ、レディス両ラインを扱う「A.P.C.梅田店」(TEL 06-6456-3180)をオープンした。
ブランド名の「A.P.C.」は、「Atelier de Production et de Creation」の略称で、日本語では「生産と創造の工房」を意味する。ミニマルな服作りで、本質的なエレガンスを主張する「モダン・フレンチスタイル」を提案する。
国内16店舗目となる同店の店舗面積は41.3坪。内装は、しっくいを使った日本の伝統的な左官仕上げだが、「フランスのA.P.C. のコンセプトを取り入れている」(ショップマネジャーの松江大輔さん)。「これから変わっていく梅田の中心地で男女両ラインを展開するショップをしたい」と同所への出店を決めたという。
同店では、メンズ、レディスに加え、定番のデニム、CD、書籍、キャンドルやルームスプレーなどを扱い、「A.P.C.の世界観を感じていただけるラインアップをそろえる」。中心価格帯は1万円後半で、幅広い層が利用できるアイテムを用意する。
現在展開中の2010秋冬コレクションは、同ブランドの原点である、レディスではマスキュリン、ミニマル、イノセント、メンズではダンディズム、モッズスタイルのミリタリーに、ツイード素材やチェック柄などイギリスの伝統的な素材やクラシックイメージを取り入れているという。オープンを記念した同店限定Tシャツ(メンズ、レディスともにフリーサイズ、3,675円)も用意する。
松江さんは「全国の店舗の中でも珍しい内装なので、まずは店を見に来てほしい。店内の什器は組み合わせができるので季節ごとに変える予定。こちらも楽しみにしていただければ」と話す。
営業時間は11時~21時。