JR大阪駅と新大阪駅で8月11日、人気ポケモン「ピカチュウ」が駅利用者を出迎えるイベントが始まった。JR西日本が7月17日から実施している「夏休みポケモンスタンプラリー2010」の関連企画。
在来線を使い、近距離移動の電車利用促進を目標に開催する同スタンプラリーは今年で5回目。今年は、これまで実施していた関西エリア内を巡る「関西エリアコース」に、山陽新幹線や特急列車に乗って参加する「新幹線・特急コース」も加わった。
関西エリアコースは、「ポケモンスタンプ駅」に指定されている30駅から2つのスタンプと、「ゴール駅」4駅から1つのスタンプを押せばゴール。ゴールした参加者にはオリジナルポケモンクリアファイルと、小学生以下の参加者にはポケモンサンバイザーを進呈し、2回目のゴール以降はオリジナルステッカーも用意する。スタンプは各駅改札外に設置する。
新幹線・特急コースは、「ポケモンスタンプ駅」56駅から1つと「ゴール駅」4駅から1つでゴール。JR西日本オリジナルポケモンキーホルダーを進呈する。コース内12駅の改札内にはフォトポイント用に記念撮影スペースも設けた。今月9日までの参加者は、関西エリアコース=約5万2,000人、新幹線・特急コース=約6,500人。
11日に始まった「『ピカチュウ』お出迎えイベント」では、新大阪駅改札内で11時~と12時~、大阪駅中央改札前で15時~と16時30分~、各30分間ピカチュウが登場する。初日の各1回目登場時には、小学校低学年以下の子どもとその親を中心に、新大阪駅には約300人、大阪駅には約500人が集まり、ピカチュウとの記念撮影を楽しんだ。
大阪駅営業総括助役の松本茂樹さんは「JRを利用してもらい、たくさんの方にスタンプラリーを楽しんでもらいたい」と呼びかける。両駅でのイベントは今月18日まで。スタンプラリーは今月31日まで。