堂山町で8月10日から、ジャズをテーマにした個展とライブイベントが開催される。関西の20代のミュージシャンらが「同世代に向けてジャズの魅力を発信したい」と2006年5月に始まり、今回で5回目。
ワイアートギャラリー(大阪市北区堂山町、TEL 06-6311-5380)の「JAZZ PORTRAIT in OSAKA」では同10日~15日、ジャズを視覚的に表現したイラスト展「JAZZ ART EXHIBITION 2010」を開催。ジャズ専門のデザイン事務所JAZGRA代表でアーティストの藤岡宇央さんが、ジャズを視覚的に表現したイラスト展で、雑誌「ジャズ批評」の表紙絵や今年6月にニューヨークで描いた新作など約30点を展示する。
同17日~22日の写真展「JAZZ GIANTS 1961~2009」では、写真家の中平穂積さんがかつて撮影したジャズの巨匠らの写真約30点を展示する。中平さんの写真展が大阪で開催されるのは初めて。最終日のレセプションパーティーでは中平さんのトークショーも予定する。
ギャラリーと隣接するライブハウス・ジャズオントップ (TEL 06-6311-0147)では10日~15日の期間中、オリジナルナンバーを演奏する関西の若手バンドが日替わりで出演するライブ「JAZZ LAB」を繰り広げる。
イベントの魅力を、「ライブとアートが一つになり、五感でジャズを楽しめる」と話す藤岡さんは「ライブは多種多様なジャズバンドが集まるので気になるバンドを見に来てほしい。往年のジャズファンには『今』の音を感じてもらい、初心者には生演奏の楽しさを感じてもらえれば」と話す。
展示イベントは入場無料。開催時間は11時~19時。ライブは完全予約制で、一般=1,500円(一部2,500円)、学生=1,000円。22日のレセプションパーティーは5,000円。