ラマダホテル大阪、オリジナルグッズに若手作家の作品起用-応援施策で

えこっちょさんの作品を用いたコーヒータンブラー

えこっちょさんの作品を用いたコーヒータンブラー

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 ラマダホテル大阪(大阪市北区豊崎3、TEL 06-6372-8181)1階グルメデリ・トレ・トレボンが7月10日、新進アーティスト・えこっちょさんの作品を商品化したオリジナルグッズの販売を期間限定で始めた。

えこっちょさん

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 同ホテルは、「若手アーティストを応援したい」とこれまで作品展示の機会を作るイベントを開催。今年4月には、4人のアーティストの作品を週替わりで紹介する「アートリレー」をロビーで展開し、その時に出展したえこっちょさんの作品が好評で、「どこか懐かしく優しい作風の作品が当店のイメージに合う」ことから、えこっちょさんの作品を用いたオリジナルグッズを作ることになり、コーヒータンブラー(2種)、エコバッグ(ともに500円)、ポストカード(10種、各200円)を店内で販売している。

 タンブラー購入客にはコーヒー1杯無料券を進呈し、次回からタンブラー利用でドリンクを50円引きにするほか、エコバッグ購入客には、カットケーキまたはパン1個(上限200円)を無料にし、次回からエコバッグ利用で50円引きにする特典も用意する。

 1981年生まれのえこっちょさんは兵庫県出身。大阪芸術大学在学時は漫画「子連れ狼」の原作者・小池一夫さんに師事。映像・アニメーションを学んだが、「違うな」と感じたためイラストに転向し、漫画雑誌に作品を掲載されるなど制作活動をしてきた。

 現在の作風は4~5年前に確立。絵本作家でグラフィックデザイナーのcolobockle(コロボックル)さんに影響を受け、フォトコラージュを駆使し、色鮮やかで立体的な作品をフォトショップで描くようになった。モチーフは「人はイメージが限定されてしまう」と動物が中心。自身のトレードマークである作品もライオンをモチーフにしたものだ。現在は関西を中心に、グループ展などで活動している。

 フォトコラージュの魅力について、えこっちょさんは「手描きで表現できない部分が写真ではできる。自分の思っていた仕上がりと違う仕上がりになるのが楽しい」と話す。大学時代には絵本を作るサークルに所属していたこともあり、「今後は本格的に絵本も手がけていきたい」といい、「とりあえずもっと自分の絵を広めていきたい」と今後の活動に意欲をみせる。

 営業時間は7時30分~20時。オリジナルグッズの販売は8月31日まで。

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