OSグループの飲食事業を手掛けるOSフードサービス(大阪市北区)は6月22日、北新地・永楽町通りに串揚げ専門店「串桜(くしざくら)」(曽根崎新地1、TEL 06-6343-7719)をオープンした。
ホワイティうめだや三宮エリアに串かつ店や居酒屋を展開する同社。立ち飲み店など大衆的な店舗が多い中、新たにオープンした「串桜」は落ち着いた雰囲気の店舗に仕上げた。約14坪の店内にはカウンター10席、テーブル席10席を設け、壁面には店名にもある「桜」の装飾を施したり、写真を掲げたりするなどした。
串揚げは、きめ細かなパン粉と独自の練り粉を絡め、上質の油で揚げた創作串揚げ。全30種の串揚げを順次提供し、満腹になった時点で止められるオーダーストップ制で、桜のリキュールを使った食前酒、生野菜、桜のアイスクリームが付いたコース仕立てで提供する。小さめの一口サイズで「油があっさりしているので、大抵の方は20種以上食べられる」(取締役営業部長の冨田達仁さん)といい、「串ばかりでは飽きるので串休めも用意している」とも。季節の食材を使用するためメニューが変わるが、価格は串15種で3,500円程度。客単価は5,000円~6,000円を見込む。
串揚げには「秘伝のソース(濃)(薄)」「あっさりとしたポン酢」「赤穂の特選塩」を用意し、「秘伝のソース(濃)は新たに開発したみそソース。牛ヒレ、レンコン肉詰め、豚ヒレ肉を出すときにすすめている」という。
ドリンクは、生ビール(630円)、竹鶴17年モルトウイスキー(945円)、地酒(683円~)、焼酎(630円~)、梅酒(525円~)など。ワインセラーも設置し、ボトルワイン(3,885円~7,875円)も幅広くそろえた。
冨田さんは「北新地なのでホステスさんの同伴も多いが、カップル、女性同士などで気軽に来てほしい。串揚げとワインで女子会などしてもらえれば」と話す。現在、オープン記念として先着300人に「よーじや」のあぶらとり紙を進呈している。
営業時間は17時30分~23時(土曜は22時まで)。日曜・祝日定休。