大阪府は2月17日より「大阪まるごと大売出しキャンペーン」を実施し、府内の小売店舗で使用できるプレミアム付商品券「ぎょうさん買(こ)うたろう!商品券」を発行。約200店で販売が始まった。
商品券は1冊1,150円券10枚つづり(1万1,500円分)を1万円で販売するもので、登録した約4,500店舗で使うことができる。プレミアム分15%は、大阪府が5%、参加する小売店が10%を負担。発行は70万冊で、発行総額は80億5千万円に上る。購入は大阪府内在住者で、1人1冊限定。
阪神百貨店梅田本店は、8階阪神タイガースショップ横のカウンターで販売。比較的高齢の購入客が目立ち、朝から列ができた。同店各売り場では、1,150円、1万1,500円など、商品券でお釣りの出ない金額の商品をPOPで紹介。福袋やノベルティーを準備する店もあり、リフレッシュショップでのトリートメントやリラクゼーションメニューなどのサービス商品も用意した。
阪急百貨店うめだ本店では初日の開店前、8時50分来店の購入希望者を筆頭に、200人が地下1階入口前に列を作った。10階催場では、3,450円(3枚分)、5,750円(5枚分)、8,050円(7枚分)、1万1,500円(10枚分)の均一価格で婦人服のセールを開催している。今月23日まで。両店とも初日は約5,000冊の商品券を販売した。
大丸梅田店では、商品券購入者に「食品スペシャルクーポン」を進呈。記載する地下食料品売り場や喫茶で利用ができ、商品券との併用も可能。使用期間内に実施するバーゲンや、「春の大北海道市」(今月24日~3月8日)での買い物にも利用できる。同店でも初日は約3,000冊の商品券を販売した。各店とも利用できない店や除外品がある。
商品券の販売は今月21日まで(なくなり次第終了)。使用期間は3月11日まで。梅田周辺では、ジョーシン阪急三番街店、JTB窓口でも販売している。