ヒルトン大阪(大阪市北区梅田1、TEL 06-6347-7111)は11月22日から、クリスマスチャリティーイベントとして1階ロビーに巨大鉄道模型「ヒルトン・クリスマス・トレイン」を展示する。グループのヒルトン名古屋(名古屋市中区)では1998年から、ヒルトン東京ベイ(千葉県浦安市)では1999年から実施しているが、大阪では初めての開催。
冬のヨーロッパをイメージした縦=8.4メートル、横=4.2メートルの巨大ジオラマの中には、ドイツの鉄道模型メーカー「レーマン」のGゲージのカラフルな列車模型を走らせる。レールの長さの合計は約100メートル。ジオラマ製作はグアム在住のクリスマスディスプレーコンサルタント・ジェリー・マックエリゴットさんが担当。10月下旬から同ホテルの作業場で製作を始めた。
同イベントは、地元の一般企業など約70団体の協賛金で実施。協賛金はジオラマの製作費用に充てるほか、児童養護施設「博愛社」(淀川区)に寄付する。
22日はオープニングセレモニーとして、博愛社の児童によるクリスマスキャロルの合唱、サンタクロースによる出発進行式、クリスマススイーツの配布(約300人分)などを予定している。
オブジェや7体のクリスマスツリーなどで装飾を施したロビーには、クッキー約1,000枚をはり付けたお菓子の家「ジンジャーブレッドハウス」(幅=5メートル、奥行き4.5メートル、高さ=3.4メートル)を設置。約12畳のハウス内で、クリスマスケーキセレクション6種類(2,900円~10,000円、2日前までに要予約)や「ストーレン」(Lサイズ=2,700円)、「ジンジャーブレッドサンタフェイス」(1,100円)などのクリスマススイーツを販売する。
同ホテル広報担当者は「鉄道ファンの人はもちろん、カップルや親子など大勢の人に、おとぎ話のような非現実的な雰囲気を味わってもらえれば」と話す。
鉄道模型の展示は来年1月10日まで。観覧無料。ジンジャーブレッドハウスの営業時間は11時~21時(22日は10時~)。12月25日まで。