大阪市役所玄関ホール(大阪市北区中之島1)で11月21日、クリエーティブプレゼンテーションイベント「ぺちゃくちゃ」が開催される。大阪創造都市市民会議と大阪市立大学都市研究プラザで構成される実行委員会と、今秋から始まった大阪市による都市ブランドキャンペーン「クリエイティブストリームオオサカ」とのコラボレーションによるもので、大阪での開催は初めて。
地域で生まれるクリエーティブ力を開発し広く伝えることを目的とした同イベントでは、20秒に1枚のペースで計20枚のビジュアルを使ってプレゼンテーションを行う。シンプルで小気味良いプレゼンテーションのスタイルが話題を呼び、世界250都市で開催されている。
プレゼンテーターには、今夏開催された「水都大阪2009」で話題を集めた「中之島のあひる」を実現させた立役者である「アヒルプロジェクト2009」の芝川能一さん、世界中から珍しい植物を取り寄せ全国の造園シーンに革命を起こす「プラントハンター」の西畠清順さん、携帯電話から豆腐まで手掛けるプロダクトデザイナーの谷山示さんら、幅広い分野から20組を予定する。
メーンナビゲーターを務めるクリエイティブクラスターの岡田智博理事長は、「今年、沈滞しているといわれている大阪からさまざまなかたちで生まれた新しい才能やビジネス、感動を、さまざまな方に知ってもらう機会にしたい」と意気込む。「大阪発のクリエイティブをビジネスや生活の中で活用してもらったり、身近に付き合ってもらえる機会になれば」と、クリエーティブ集団grafの協力でドリンクとスナックを無料提供し、プレゼンテーターや参加者間の交流を促す。
開催時間は16時~19時。入場無料で入退場は自由。