阪急メンズ館で「松田優作さん」生誕60年記念展-ジーンズ先行販売も

1階イベントスペースで開催する「松田優作20thメモリアル『ソウルレッド』」

1階イベントスペースで開催する「松田優作20thメモリアル『ソウルレッド』」

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 阪急百貨店メンズ館(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)1階イベントスペースで10月28日、「Soul Red Project」の一環で企画展「松田優作20thメモリアル『ソウルレッド』」が始まった。

松田優作モデルジーンズ(前)

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 「Soul Red Project」は、松田優作さんの生誕60年で没後20年にあたる節目の今年、「本物を伝えたい」という夫人の松田美由紀さんの気持ちから立ち上げられたもので、11月7日からはドキュメンタリー映画「SOUL RED 松田優作-生きているのは、お前か俺か」を公開するほか、複数のミュージシャンが賛同したライブイベントなども開催する。

 今回の催事は、同館のコンセプト「ナイスガイメイキング」の手本として松田優作さんをピックアップしプロジェクトに参加したもの。松田優作さんの残したメッセージや写真によるパネル展や、「ソウルレッド」企画商品の販売を行う。

 1階イベントスペースでは、国産ジーンズブランド「フルカウント」(西区)が作った同企画限定「松田優作モデルジーンズ」を販売。これまでオフィシャルグッズにジーンズがなかったことから美由紀さんが同社にリクエストしたもので、「松田優作に履かせるなら」をコンセプトに開発が進められたという。

 シルエットは細身のストレートで、身長185センチ、股下90センチという松田優作さんの実寸で制作。左のフロントポケットにライターを、右のバックポケットには財布をいつも入れていたという、松田優作さんのスタイルをダメージ加工で表現。レングスが足りず、すその三つ折をほどいて二つ折りにし直していた部分も再現した。「オフィシャルグッズとして初めて作るジーンズなのでヘタなものは作れない。左右が違う加工にこだわり、職人による手作業で仕上げた」(営業の田平真啓さん)とこだわりを明かす。価格は、ノンウォッシュ=2万2,075円、加工デニム=3万5,175円。現在は同館のみ先行販売中で、11月6日から全国発売される。

 3階ブックストア&カフェ「ザ・ロビー」では、ドキュメンタリー映画「ソウルレッド」のプロモーション映像上映や、フィギュアの展示など行う。カフェでは、ドラマ「探偵物語」で松田優作さんが演じた探偵「工藤ちゃん」がこだわったブレンドコーヒーや、映画「野獣死すべし」に登場するカクテル「XYZ」を特別メニューとして提供。「探偵物語」工藤ちゃんこだわりコーヒー=500円、「野獣死すべし」カクテルXYG=700円。

 営業時間は、日曜~火曜=10時~20時、水曜~土曜=10時~21時。11月3日まで。

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