大丸ミュージアム・梅田(大丸梅田店15階)で8月2日より、20世紀最大の天才物理学者アインシュタインの愛と出会いをテーマにした「アインシュタインLOVE ~日本を愛し子どもたちを愛した、アインシュタインが遺したもの~」が開催されている。アインシュタインが遺した膨大な資料を保管するイスラエルのヘブライ大学が公認した企画展はアジアでは初めて。
1992年(大正11年)、日本に43日間滞在したアインシュタインは各地を講演して回り、その気さくな人柄が人気を集め、一大ブームを巻き起こした。
アインシュタインの科学者として、平和運動家としての軌跡を伝える同展は、「アインシュタインの見た『ニッポン』」「ありのままのアインシュタイン」「科学者アインシュタイン」「“?”から“!”への科学体験ワールド」の4部で構成される。科学の世界を楽しく体験できるコーナーやイベントもあり、子どもにも分かりやすい内容になっている。
同展では、日本初公開となる「特殊相対性理論」の自筆原稿や、ノーベル物理学賞のメダル、手紙など多数の遺品を展示。アインシュタイン愛好家によって企画された同展に賛同して初めて資料を貸し出した人も多く、貴重な資料がそろったという。
展示以外にも、大阪市立大学理学部のスタッフによる科学にまつわるミニトークも日替わりで開催。
期間中は1万人の来場を見込む。
入場時間10時~19時30分(最終日16時30分)。入場料は、一般=800円、大高生=600円。8月12日まで。今後、京都、福岡、徳島、東京などで開催が予定されている。