アクティ大阪の27階展望ロビーに10月6日、高さ約2メートルの「お菓子の家」がお目見えした。今回の展示はアクティ大阪で9月28日から実施している「オータムぐるめフェスタ」の一環として行われたもの。

　制作を担当したのは、ホテルグランヴィア大阪チーフパティシエの吉田修さん。ヨーロッパの家の、秋の風景をイメージして作られた「お菓子の家」は、ドアや窓、煙突なども精巧に作られている。材料にはおもにクッキー、チョコレート、シュガーを使い、制作には約1カ月を要したという。

　制作で、「なにぶんにも大きなものなので、作業スペースの問題や屋根部分が苦労した」（吉田さん）と話す。「完成作品のままではエレベーターにも乗らないので、左右半分ずつ制作し、展示スペースで合体させたので、ラインを合わせるのが大変だった」とも。「お菓子の家」の制作が終わり、今はクリスマスケーキの考案中だという。

　また16階カジュアルプラザには、約40センチメートル角のケースに入れられた4つの「ミニお菓子の家」も展示している。こちらはチョコレートなどで作られた塔のような家や、小さなパンを使った「パン工房」、シュガーで動物や人間を作った森の家風のものなど、すべて違うイメージのものを展示する。

　期間中27階に展示されている「お菓子の家」に使われているクッキーの数を予想する「クッキー数当てクイズ」を実施しており、一番近い数字を記入した人に同ビルで使用できる1万円分の飲食券を進呈する。

　「お菓子の家」の展示、クイズの応募はともに28日まで。

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