「商店街に活気を」-阪急東通商店街飲食店オーナーらが「手づくり夏祭り」

「第1回 手づくりの夏祭り」告知ポスター

「第1回 手づくりの夏祭り」告知ポスター

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 阪急東通商店街界隈(かいわい)の飲食店オーナーらで結成する「『ええやんか』東通笑店会」は8月28日、扇町公園(大阪市北区扇町1)で「第1回 手づくりの夏祭り」を開催する。

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 「『ええやんか』東通笑店会」は、景気低迷の逆境をチャンスととらえ「自分たちができることを集まってやっていこう。東通商店街に活気を取り戻そう」と若手を中心に、同商店街界隈の飲食店オーナーら約20人が集まり今年6月に結成。7月には阪急東通商店街応援企画第1弾として、100本以上の竹笹を各通りに飾り、来店客に書いてもらった短冊を飾る「七夕物語」を実施した。

 第2弾となる夏祭りは扇町公園広場を借り切って行うもので、中央には2段やぐらを組み河内音頭・三音会による盆踊りを実施。ストリートミュージシャンよるミニコンサートやストリートパフォーマンスなども行うという。

 祭りの一番の特徴は屋台の運営も商店街の飲食店舗が行っている点。たこ焼きや焼きそばなど祭り定番の飲食メニューやスーパーボールなど縁日の屋台だけでなく、居酒屋のオリジナルメニューを提供するなど「利用客と店との距離を近づける」きっかけになるよう、それぞれが趣向を凝らし出店するという。

 祭りを企画した笑店会副会長で「vitamin Bar ALBADA」オーナーの鈴木直之さんは、祭りへの参加を声がけした時の様子を「無関心なオーナーと熱いオーナーの温度差が結構ある」といい、「自分の店が良ければいいと思っている店には、そんなんやからアカンって言っていきたい」と商店街活性化への熱い思いを語る。「イベントを通じ店同士が顔の見える付き合いをし、つながりができることで互いにお客さまを紹介することもできるし、そこから広がりができれば」「普段は通りごとに販促を行っているが、参加・協力してもらい、端から端まで東通全体が一つになって周辺エリアもハッピーになれば」とも。今後は「店の利用客も参加できるエコイベントなども企画していきたい」と意欲をみせる。

 開催時間は、「手づくりの夏祭り」=15時~21時30分、盆踊り=19時~。悪天候の場合は翌日に順延。問い合わせは(TEL 080-5318-0976)まで。

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