阪急・阪神百貨店で同時「鉄道模型フェス」-「十三3複線」ジオラマも

開通50周年を記念して再現された、淀川橋梁の3複線のジオラマ

開通50周年を記念して再現された、淀川橋梁の3複線のジオラマ

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 阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)と阪神百貨店梅田本店(梅田1、TEL 06-6345-1201)は8月12日より、共同で「鉄道模型フェスティバル2009」を開催する。共同での開催は今年で3回目。昨年は両店合わせ9万5千人が来場した。

本物の蒸気機関で走るミニ機関車「ワシントン4-4-0」

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 阪急うめだ本店の今年のテーマは「私たちの街の鉄道フェスティバル」。関西在住者になじみが深い阪急、阪神、近鉄、京阪、南海5私鉄の鉄道模型が集結する。初企画では、阪急神戸線、宝塚線、京都線の3路線が平行する淀川橋梁の3複線が今年50周年を迎えることを記念して、全長6メートル30センチで再現されたジオラマが初登場。細部まで忠実に再現されたジオラマの制作には約1年を要したという。

 会場には、大阪・高槻市在住の鉄道ファン、じゃりちゃん所有の7.2メートル×4.6メートルのジオラマレイアウトも登場。HOゲージで関西5私鉄の鉄道模型を、車載カメラとサウンド付きコントローラーで運転する体験ができる。ほかにも、小学生以下限定で新幹線やJR特急などのスター車両の操作体験ができるコーナーも展開。販売コーナーでは鉄道模型やオールドファン必見の記念切符、DVDなどのグッズを幅広く商品をそろえる。阪急沿線を中心としたスイーツショップ5店舗の手土産スイーツの販売も。

 阪神百貨店では、大阪・枚方市で時計店を営む傍ら時計修理の技術を生かし、模型機関車の大作を制作する佐藤隆一さんのコレクションを展示。佐藤さんは本物の蒸気機関で走る模型機関車をパーツから手作りしているという。今回は制作に14年を要した新作「ワシントン4-4-0」(127ミリゲージ、全長150センチ×幅25センチ×高さ45センチ、重量70キロ)をはじめとする11点が登場する。

 「ブルートレインコレクション」では、今春引退した「冨士」「はやぶさ」をはじめ、NゲージからOゲージまで昭和の名列車約50点が集合。「Oゲージレイアウトを走る迫力のライブ運転はファンにはたまらないはず」(広報担当者)。ローカル線からは、同店限定品「銚子電気鉄道デハ 1001『桃太郎電鉄』セット」(2,900円)を限定900セット販売するほか、「銚電のぬれ煎餅」(10枚入り820円)、猫のスーパー駅長「たま」でおなじみの和歌山電鉄グッズも新作が加わり今年も登場する。そのほか「5インチゲージ電車の乗車会」(小学生以下限定)やJR201系と同じ運転台を操作してHOゲージを走らせる「鉄模(てつも)でGO!」など盛りだくさんの内容になる。

 入場料は、両店とも一般=500円、大学・高校・中学・小学生=300円。両店共通入場券は、一般=700円、大学・高校・中学・小学生=400円。開場時間は、阪急うめだ本店=10時~20時、水曜~土曜10時~21時(最終日は18時まで)、阪神百貨店=10時~20時(最終日は17時まで)。入場は両店とも閉場の30分前まで。

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