オリジナルのキャラクターイラストを展示する「コミックアートフェスタ009（通称＝コミフェス009）」が6月19日から、HEP HALL（大阪市北区角田町5）で始まる。

　コミックアートは世界にも進出している日本のアニメーションの一種で、漫画やアニメーション、ゲームの世界から独立し、従来の枠にとらわれずに自由な発想でオリジナルキャラクターや独自の世界観を描いたアート作品のジャンルを指す。同展は、2007年からコミックアート専攻科を新設している大阪総合デザイン専門学校（北区芝田2）が主催する。

　会場には、コミックアート作家で同校教員でもあるカラスさん、千足（ちたり）さん、HIME＋YOU（ひめゆう）さんや同校卒業生の二色鯉（にしきごい）さんなど11人のアーティストの作品約90点を展示する。

　20日には出展作家のサイン会を実施。21日にはイラストレーター･羽根衣（はねい）リカさんが描画ツール「ペンタブレット」での制作過程を紹介するデモンストレーションを予定している（13時～、15時～）。

　「これだけの数のコミックアートが一堂に展示されるのは大阪では初めてなのでは」と話す総合プロデューサーの西野昌克さん。「ペンタブレットのデモンストレーションは、これからイラストを始めようとする人にもぜひ見てもらいたい」とも。

　開催時間は、19日＝17時～21時、20日＝11時～21時、21日＝11時～19時。入場無料。